新型コロナウイルスの感染第5波の最中に開かれた東京オリンピック・パラリンピック大会で、医療機関から派遣されたスタッフが計6542人だったことがわかりました。12月24日の都議会五輪別委員会での、日本共産党の池川友一都議の質問に都五輪準備局が答弁しました。
池川議員は、新型コロナ新規陽性者のピークが大会期間中の8月13日だったと指摘。「五輪の時期に医療崩壊と呼ぶべき事態になった。コロナ太陽に集中していた病院からの医療スタッフ派遣で(医療現場に)支障が出たのは明らかだ」と批判しました。
(「しんぶん赤旗」2021年12月26日付参照)