希望もてる都政へ全力 和泉なおみ幹事長が談話
日本共産党の和泉なおみ都議団幹事等は3月28日、都議会だ1回定例化の閉会にあたり、談話を発表しました。
▽都予算案に賛成したのは自民、都ファ、公明の3会派のみ。都議会3分の1を超える7回は42人が反対した。あと18人で賛否逆転。小池都政の行き詰まりが示されている。
▽「経済界ファースト」の小池都政の姿が、予算案に表れている。都税収は過去最高だが、一部大企業・富裕層は豊かに、都民の暮らしや営業は厳しさを増す。豊かな財政力を都民の暮らし・福祉、貧困・格差是正に使えば巨大な可能性がある。
▽予算組み替え案を提出。予算額の3.8%の組み換えで121項目の切実な要求が実現できる。~シルバーパスの無料化、高齢者医療費の無料化、若者の家賃補助などなど~
▽都営地下鉄の子ども運賃50円、都立看護専門学校の無償化なども提案した。
▽学校給食費の負担軽減や高校等の授業料実質無償化が予算に盛り込まれた。都民の世論と運動、都議会での野党共闘と共産党都議団の論戦の成果。
▽都知事選目前。市民と野党の共闘で、都民に寄り添い命と暮らし、人権を尊重する、希望の持てる都政への転換を進めるため全力を尽くす。
共産党都議団が予算組み替え案を発表 都民の願い121項目盛り込む
日本共産党都議団(大山とも子団長)は3月22日、都2024年度予算案(一般会計8兆4530億円)に対する組み替え案を発表しました。26日予算特委で採決され、自民、都ファ、公明などの反対で否決されました。
組み替え案は、「経済界ファースト」大型開発など69項目で2053億円を見直し、都民の切実な要求を盛り込んだ10本の柱(下記)・121項目に3224億円を付けるものです。組み替え規模は3.8%。
予算組み替え案の柱
①高齢者支援を手厚くする
シルバーパスの無料化、対象拡大
補聴器購入補助の拡充(全区市町村で実施できるよう)
②子ども・子育て施策を国際的な水準に引き上げる
都営地下鉄の小児運賃を50円に
学校給食費を全額補助
③いのちと健康を守る
多摩地域の保健所増設検討
④貧困と格差の是正を都政の柱にする
都営住宅の新規建設を再開
⑤グローバル人材育成ではなく子どもの成長と学びを支える
子どもの国民健康保険料(税)の無料化
児童育成手当の増額
35人学級の前倒し実施
⑥倒れない・燃えない防災対策
木造住宅の耐震改修予算の倍加
⑦人権尊重とジェンダー平等
性犯罪・性暴力被害者の支援センター増設
⑧化石燃料からの脱却・原発ゼロ
太陽光パネル性能向上とリサイクル予算の拡充
⑨戦争に備えるのではなく平和を広げる
横田基地のオスプレイ配備撤回
騒音・振動による健康被害調査
⑩「経済界ファースト」の予算を削減
都庁舎プロジェクションマッピング
住民不在の再開発事業
外環道、特定整備路線
中学校英語スピーキングテスト
化石燃料延命の水素活用
(「しんぶん赤旗」2024年3月23日付参照)
詳細→
2024年度東京都予算案に対する日本共産党の組み替え提案 | 日本共産党東京都議会議員団 (jcptogidan.gr.jp)
予算特別委員会 曽根はじめ都議(北区選出)の予算編成替え動議の提案理由の説明 | 日本共産党東京都議会議員団 (jcptogidan.gr.jp)
痴漢対策、具体化を 都議会文教委 とや英津子都議
日本共産党のとや英津子都議は、3月19日の都議会文教委員会で、都の調査で痴漢被害の深刻な状況が明らかになったとして、痴漢加害・被害をなくす対策の具体化を求めました。
共産党都議団は痴漢対策を繰り返し求めてきましたが、昨年初めて都が痴漢被害実態把握調査を実施。年末に公表された結果によると、痴漢被害の経験がある女性は45.5%、男性は8.6%、ノンバイナリー・Xジェンダーは33.9%となっています。電車内・駅構内での被害が27.0%、電車内での最初の被害時の年齢は高校生36.5%、中学生11.7%、小学生5.0%です。
とや氏は、人権とジェンダー平等にもとづき性における自己の権利などを学ぶ「包括的性教育」を求めるとともに、都として痴漢対策を具体化するよう求め、
▽痴漢被害の場に居合わせた第三者に被害軽減への行動を促す取り組み
▽被害者が安心して相談できる窓口の拡充
▽性加害者の更生プログラムの実施
などを提起しました。
(「しんぶん赤旗」2024年3月25日付参照)
映像投影に48億円、白石たみお都議が追及
日本共産党の白石たみお都議は、3月18日の都議会経済・港湾委員会で、都庁舎に映像を投影するプロジェクションマッピングに2年間で48億円もつぎ込む問題を追及。都も参加する実行委員会の実態をただしました。
実行委員長を務める観光部長は、実行委員会は書面で7回開いたことを明らかにしましたが、実行委員会事務局を担う都職員の兼務手続きをしたかどうかは答えられませんでした。
白石氏は、実態がほぼない実行委員会で巨額の税金が大企業のグループ企業に流れたことに都民の理解は得られないと批判しました。
(参考「しんぶん赤旗」2024年3月22日付)
困窮者支援、住宅最優先で。福手ゆう子都議
日本共産党の福手ゆう子都議は、3月13日の都議会予算特別委員会で、経済的困窮者に住まい確保優先の支援を強めるよう小池百合子都知事に求めました。
格差と貧困が拡大する中、家賃が高い東京では経済的な困窮がすぐにホームレス化につながります。
福手都議は、都内のホームレスの人が生活保護を利用すると、劣悪な環境の「無料定額宿泊所」に入れられることが多く、耐えられず路上生活に戻るケースが少なくないと指摘。欧米では、住宅確保優先(ハウジングファースト)の取り組みが広がっていることも紹介し、都として同様の取り組みをするよう求めました。
また、都営住宅の新規建設、家賃補助の創設を求めました。
詳細→東京民報3月31日号2面