日本共産党の藤田りょうこ都議は、6月5日の都議会厚生委員会で、都が感染症病床を確実に確保するよう求めました。
感染症病床は、新型コロナウイルス対応で重要な役割を果たしています。都内には、厚生労働省指定の感染症指定医療機関118床がありますが、その約7割(80床)が都立病院と都保健医療公社病院です。民間病院の感染病床に対する補助金が1床あたり200万円に満たないため、「公的な役割のある病院でしか確保できない」という現状があります。藤田都議は、この現状を指摘し、都が平時から感染病床を確保するよう求めました。
(「しんぶん赤旗」2020年6月10日付参照)