日本共産党の藤田りょうこ都議は、6月3日の都議会厚生委員会で、新型コロナウイルスの新規感染者数を抑止できていないなかで、医療現場に負担をかける東京五輪は「感染拡大防止と両立しない」と指摘し、開催中断の決断を求めました。
藤田氏は、大規模接種会場でのワクチン接種にあたる人材確保について、通常医療への圧迫にならないよう体制確保を求めました。また、ホームレスやネットカフェ難民に区市町村からワクチン接種の周知が届かない場合があると指摘。対応強化を求めました。
(「しんぶん赤旗」2021年6月5日付参照)