日本共産党の藤田りょうこ都議は3月17日の厚生委員会で、新型コロナウイルスの感染を抑え込むため、1日最大6万8千件の検査能力を生かした検査戦略を早急に行うよう求めました。
・重症化リスクの高い施設で行う「守り」の検査について
東京都感染症対策センターの提言をうけて葛飾区で志向するスクリーニング検査で、入院医療機関全体を対象に頻回で行うこと、早期にと全体に広げること。
・感染多発地域に集中的に行い感染拡大の端緒を把握する「攻め」の検査について
事業所・学校・駅周辺のモニタリングを行うため、移動可能なコンテナ式PCR検査機器の導入や、1日1万件規模での検査実施を。
・変異株の検査について
陽性検体の5~10%程度しか実施できていない。都健康安全研究センターの検査能力強化を。
都の担当部長は、「必要としたタイミング、頻度での検査を求める国の考え方に基づき、適切に対応する」と答えました。
(「しんぶん赤旗」2021年3月18日付参照)