和泉なおみ事務所ブログ

和泉なおみ・日本共産党都議会議員の事務所です~くらし・福祉を都政の真ん中へ~

調布市住宅街の陥没で東京都に原因究明と補償、外環道工事中止を要請 共産党都議団

調布市の住宅街で道路が長さ5m、深さ5mと大きく陥没した問題で、日本共産党東京都議団(大山とも子団長)は10月19日、事故原因の究明、影響を受けた住民への補償とともに、陥没との関連が指摘される東京外環道の地下トンネル掘進の停止などを、小池百合子都知事に申し入れました。

トンネルを掘削するシールドマシンが9月初めに現場付近を通過した際に、一帯で騒音や振動が生じていました。事故が外環道トンネル工事に起因するものであれば、幸治の影響が地上部に及ばないことを前提とした「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」自体が成り立たなくなり、外環道工事全体の正当性が問われることになります。

申し入れでは、「事故が起きた以上、原因究明や住民の安全が確保されるまで、シールドマシンを動かしてはならない」と強調し。東京都に対して以下のことに直ちにとりくむよう求めました。

  • 事故原因が解明され、安全にかかわる調査が終わるまではシールドマシンを停止させるよう求めること。 
  • 今回の事故で避難を余儀なくされるなど、影響をうけている全ての住民に対し、都として十分な生活保障を行うとともに、国とNEXCO東日本に対して早急に補償するよう求めること。
  • 今回の陥没事故の徹底した原因究明とともに、過去にシールドマシンが通過した箇所も含め、外環道工事の影響について徹底した調査を行うよう、国およびNEXCO東日本に強く求めること。
  • 東京外環トンネル施工等検討委員会の事故の検討結果を裏付ける資料や検討過程を公開するよう求めること。また、検討委員会以外の専門家による議論の場を早急に設置すること。
  • 住民の命を脅かし、莫大な経費を浪費する外環道計画は即刻中止するよう求めること。

www.jcptogidan.gr.jp

(「しんぶん赤旗」10月20日付参照)