和泉なおみ事務所ブログ

和泉なおみ・日本共産党都議会議員の事務所です~くらし・福祉を都政の真ん中へ~

東京都議会臨時会―PCR検査拡充を要求、日本共産党藤田都議

都議会第2回臨時会は7月27日、国の新型コロナウイルス感染対策を受けた補正予算を可決し、閉会しました。財源のほとんどは国の支出金です。

討論に立った日本共産党の藤田りょうこ都議は、補正予算への賛意を表明しつつ、知事が1日1万件の検査能力整備を掲げながら2カ月たっても達成見通しがないことを指摘し、検査の抜本的拡充を要求。また、感染が広がる地域と業種で徹底した保障とセットでの休業要請、都立・公社病院などを活用したコロナ専用医療施設の整備、医療機関の減収補填などを求めました。さらに、20人程度の少人数学級に踏み出すこと、DV/児童虐待の被害者支援の拡充、都立・公社病院の地方独立行政法人化の中止などを求めました。

今臨時会は、知事選直後で都内の新規陽性者が大幅に増加する中で開かれました。日本共産党などは、小池百合子都知事との徹底審議を行うためのコロナ対策特別委員会を設置する動議を提出しましたが、都民ファ、自民、公明などの反対多数で否決されました。藤田議員は、小池百合子都知事が都議会での論戦を避けた、「都民と事業者に『自衛』、自己責任を求めるだけで、都として実効性のある具体策を実施してこなかった」と批判しました。

https://www.jcptogidan.gr.jp/category01/2020/0727_2145

(「しんぶん赤旗」2020年7月28日付参照)