豊洲市場は、地下水流出、荷物用エレベーターの故障、場内に漂う臭いなど、開場以降トラブルが相次ぎました。日本共産党の尾崎あや子都議は、都議会経済・港湾委員会(11月15日)で、同市場の相次ぐトラブルについて追及し「市場関係者からは、設計そのものに問題があるのではないかという声があがっている」と指摘。
また、水産卸売り場棟に貼られた「2・5トン フォークリフト ８００キログラム」という張り紙について質しました。都は「２トン以上のフォークリフトの積荷に関する運用のルールについて掲示したもの」と答え、フォークリフトの積荷が事実上800㎏までに制限されていることを明らかにしました。尾崎都議は、床の積載荷重について、2016年の同委員会で都が「約1トン強積載していると想定して設計を行っている」と答弁していたことを示し、「床の耐荷重不足ではないか」と指摘しました。
（「しんぶん赤旗」2018年11月16日付参照）
（「東京民報」2018年12月2日付参照）
