和泉なおみ事務所ブログ

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痴漢被害、深刻な苦痛 共産党東京・ジェンダー平等委が調査結果を発表

 

 日本共産党東京都委員会ジェンダー平等委員会は2月18日、記者会見を行い、痴漢被害についてのアンケート結果を発表しました。

 アンケートはさう年8月から約3か月間、インターネットで実施。1435人が回答しました(女性83%)。委員会責任者の池内さおり前衆院議員は、「私たちの社会は、痴漢という性犯罪を正面から語り合ってこなかった。痴漢は日常におある性暴力。見過ごしてはジェンダー平等は実現できない」と述べました。

 回答者の96%が被害経験があり、被害時の年齢は18歳以下が71.5%、小学生(12歳)以下が34.5%にのぼっています。被害内容は、体を触られる、(性器などを)見せられた、盗撮された、など多岐にわたります。場所も、電車の中、路上が多いものの、生活範囲全てで被害に何度もあった、との声が寄せられました。

 被害後の後遺症に苦しみ、電車に乗れなくなって、不登校・中退、転職、転居を余儀なくされたとの声も少なくありませんでした。

 池内氏は、「痴漢行為が被害女性にどれだけ深刻な精神的・肉体的な苦痛や人生への打撃を与えているか、これを理解することが痴漢対策のうえで極めて重要だ」と語りました。

【再掲】痴漢被害についてのアンケート結果を追加掲載しました | 日本共産党東京都委員会 (jcp-tokyo.net)

(「しんぶん赤旗」2月19日付参照)