日本共産党都議団の和泉なおみ幹事長は3月27日、都議会第1回定例会の終了にあたって談話を発表しました。
▽新年度予算は、”長寿を重視”と言いながら、特別養護老人ホームなど介護基盤の整備費は軒並み大幅減額。値上げが続く国民健康保険料(税)の新たな負担軽減策もない。都営住宅の新規建設は石原都政以来21年間ゼロが続く。
▽一方、1メートル1億円の東京外郭環状道路建設を推進し、東名高速以南にまで伸ばす調査費を予算化。多くの住民が反対している特定整備路線の道路建設に561億円の予算をつけた。
▽都民が直面する困難に寄り添って解決する予算ではなく、日本共産党は反対した。対案として予算の1.7%を組み替え、国保料やシルバーパスの負担軽減、認可保育園や特養ホーム増設など80項目に及ぶ都民要求を実現する予算組み替え提案を行った。
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(参照:「しんぶん赤旗」2020年3月28日付)