和泉なおみ事務所ブログ

和泉なおみ・日本共産党都議会議員の事務所です~くらし・福祉を都政の真ん中へ~

豊洲粉塵 健康守る抜本策を要求 都議会予算特(3/25) 曽根議員

日本共産党の曽根はじめ都議は、3月25日の都議会予算特別委で締めくくり総括質疑にたち、豊洲市場の施設内の粉塵に強い毒性があるアンチモンなどの重金属が含まれている問題で、市場で働く人たちの健康を守るため抜本的対策を求めました。
曽根議員は、都の市場衛生検査所の「監視日報」を示し、昨年10月11日の豊洲市場開場直後から、「青果棟では喉が痛いと皆言っている。1Fフロアの埃がすごい。検査してほしい」「空気が悪い。受診したところ、ぜんそくと診断された」などと書かれていることを紹介。「粉塵の正体を究明し、発生源を元から断つ抜本的対策をとるべきだ」と小池百合子都知事に迫りました。知事は「市場の衛生環境は良好」などと繰り返し、粉塵の成分や健康影響の調査はかたくなに拒みました。また、「清掃頻度と範囲を拡大した」とする都側に対し、曽根議員は、作業員は防塵マスクも手袋も装着しておらず、粉塵を吸い込む危険性もあると指摘。粉塵対策検討委員会を設置し、公開の場で対策を検討するよう求めました。
(「しんぶん赤旗」2019年3月27日付、26日付参照)