日本共産党東京都議団は11月30日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、PCR検査の強化、GoToトラベル事業から東京発着を除外するなど、総合的な対策を行うよう、小池百合子都知事宛に申し入れました。
申し入れ項目は以下の通りです。
- クラスターや新規陽性者が多く発生している地域・集団を、都として把握し、大規模・集中的なＰＣＲ検査を実施すること。
- 医療施設、通所施設等も含めた福祉施設、保育園・幼稚園、学校、学童保育等に対する一斉・定期的なＰＣＲ検査をおこなうこと。
- 積極的疫学調査を行うための人材（トレーサー）を都として早急に養成、確保すること。
- 新型コロナの診療と通常の医療との両立のために、コロナ患者を受け入れる医療機関以外の医療機関にも、通常医療を支援する観点から、大幅な財政支援を行うこと。
- 東京都を出発地または目的地とする旅行を、ＧｏＴｏトラベル事業から直ちに除外し、事業者への直接支援を行うよう国に強く求めること。
- 東京iCDC専門家ボードの会議を公開すること。
- 迅速に対策を検討するために、新規陽性者数や入院患者数など、重症者数以外の指標についてもより重視すること。
→新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための総合的対策を求める緊急申し入れ | 日本共産党東京都議会議員団 (jcptogidan.gr.jp)
（「しんぶん赤旗」2020年12月2日付参照）
