日本共産党都議団は10月25日、厚生労働省が再編統合の議論が必要だとする「分析結果」を発表し公立・公的病院名を公表した問題で、都民が必要とする医療を守る立場で対応するよう小池百合子都知事宛てに申し入れました。
都議団は、名指しされた都内の病院は、難病医療で非常に高い実績を上げている（都立神経病院）、へき地医療を担いかけがえのない役割を果たしている（奥多摩病院、八丈病院）、区内の病床が不足しているなか重要な役割を担っている（台東東病院）などの実態を指摘し、「分析結果」の撤回を国に求めること、都として「分析結果」に基づく再編統合をすすめないことを求めました。
都福祉保健局の医療政策部長は、「（医療機関に対して）都から減らせと言うことは考えていない。（分析結果は）適当ではない」と述べました。
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（「しんぶん赤旗」2019年10月30日付参照）
