日本共産党東京都議団の和泉なおみ幹事長は8月20日、都議会第2回臨時会の閉会に当た談話を発表しました。
都議会第２回臨時会を終えて（談話） | 日本共産党東京都議会議員団
要旨は以下の通りです。
都議選の結果、共産党と立憲民主党で議会定数の4分の1を超え議会招集権を得たもとで、当初1日の予定だった臨時会が3日間となりました。コロナ対策について小池百合子知事に質疑を行い、コロナ対策特別委が設置されました。今後、特別委で専門家を招いての質疑など大いに議論し積極的提案をしていきます。
コロナ感染拡大を招いた小池知事の責任を追及し、対案を示して論戦しました。知事の「自宅も病床」発言の撤回を求めましたが、自治はまともにこたえず反省の姿勢を示しませんでした。自宅で感染者が死亡するなかで許されるものではありません。
五輪強行がコロナ感染拡大の要因となったことを否定する知事を批判し、パラリンピックと眼光連携観戦の中止を求めました。
緊急的医療施設の整備、自宅療養者への24時間見守り体制整備など命を守る体制整備を提案しました。感染抑止のために不可欠なPCR検査などの抜本的強化を求めました。
自粛と補償はセットで行うよう求めた共産党の質問に、知事は「適切に支援する」と答えました。早急な具体化を求めます。また、休業要請に応じているかどうかの脅しともとれる調査はやめるべきです。
9月12日の緊急事態宣言の期限後に新たな補正予算を編成する場合には、知事専決処分でなく第3回臨時会を開き審議・議決するべきです。
共産党都議団は19議席のチアkらを十二分に生かして、コロナ対策、都民の命と暮らし、営業を守るなど公約実現のために全力を尽くします。
（「しんぶん赤旗」2021年8月21日付参照）
がが開かれました。コロナ対策の補正予算を可決し、コロナ対策の特別委員会と五輪・パラリンピック特別委員会の設置を決めました。コロナ特委設置は日本共産党が繰り返し求めてきたものです。
採決に先立つ討論で、日本共産党の尾崎あやこ議員は、コロナにより自宅で死亡する事例が相次いでいることを示し、小池百合子知事の「自宅もある種、病床のような形でやっていただく」という発言(*)の撤回を要求。あらゆる手段で都民の命を救う体制整備、自粛とセットでの補償で事業者・都民の生活支援強化を求めました。また、パラリンピック開催と学校連携観戦を中止しコロナ対策に集中するべきだと主張しました。
19日の本会議では、あぜ上三和子議員が質疑に立ち、新型コロナ感染爆発のなか楽観論を振りまいて感染急拡大を招いた小池知事の政治責任を追及。パラリンピック中止を決断しコロナ対策に集中するよう求めました。学校連携観戦について、都教育委員会でも出席員全員が中止を求めたことを指摘し、中止を求めました。知事の”自宅も病床”発言(*)の撤回を求めるとともに、患者受け入れ施設を増やし、医師会と連携して自宅療養者のフォロー体制を構築するよう提起しました。
