日本共産党の里吉ゆみ都議は、10月29日の都議会環境・建設委員会で、台風19号で崩落などの被害を受けた都道や護岸の復旧に都が尽力するよう求めました。
里吉都議は、擁壁崩落で都道が陥没し集落が孤立（奥多摩町日原地区）、秋川の擁壁が崩れて住宅が崩壊（あきる野市）などの被害の復旧を求めるとともに、「都が護岸崩壊の要因を検証し、都内の護岸を総点検し、弱い個所を改修すべきだ」と求めました。
秋川では、都の河川整備計画で川底に堆積した土砂の浚渫などを実施することになっていますが、住民からは「浚渫が行われてこなかった」との声が出されています。浚渫強化、水位監視カメラの設置などを求めた里吉都議に対して、都建設局の河川部長は、氾濫や擁壁崩壊の要因は検証中だと答えました。
（「しんぶん赤旗」2019年11月1日付参照）
